詩想42/ひだかたけし
 
 まったき明るい赤みがかった砂利道をゆく
 砂利道はやがて深い深い森へ至る


感覚され艶めきの外界、確かに在り
直観され浮き立つ内界、確かに在り

この世界、これら二局面から成り在り と。

 まったき明るい赤みがかった砂利道をゆく
 砂利道はやがてふかいふかい森へ至る

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