夕べの鼓動(改訂)/
ひだかたけし
あめ色の
時が過ぎいく
この夕べ
意識は透明に澄み渡り
一閃する光の入射
瑪瑙の渦は時に呑まれ
西へ疾駆する黄金の馬
無上の浄福に魂の包まれ
静かさだけが降って来る
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