Xやフラペチーノなど/田中教平/Kou
資材所の近くの家で暮らしてる 電話をひかず一年になる
若者が店員だけのスタバへと入ってしまい二十分いた
あたらしい眼鏡はきみが選んだのできみののぞんだ通りに見たい
靴下を片方失くす怖れからけっこう靴下持っていました
XといえばJAPANのことだけど郷ひろみには辿りつかない
暮らしては3年になる家庭には言われてみればアイロンがない
ユーミンの気持ちになって歌えばと親に言われて絶望したこと
いつ噴火するか知れない富士山ときみの間で眠る毎晩
袈裟下げた僧侶が煙草喫っていて法話も良かったけれど良かった
コンビニに寄って帰ろう スーパーに唯一置いてあ
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