意識の光景9、五行歌借り(改訂)/
ひだかたけし
清流の透明な
流れ暗い森影に
包まれ やがて岩の間、
大きな青みがかった白魚
うっすらその身くねらせ現れ
宇宙の刻印押され
魂の鳴る
霊性の森は遥か彼方
地球に根付く肉体行使し
人、それぞれの創造を為す
清流の
流れる流れる
泡立ち波打ちながら
白魚は何処いったのか
ただただ清流の流れ激し
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