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AB(なかほど)
いつまで経っても
あの曲がり角にたどりつけない
一人でたどりつけるはずはないのだ
朝届いた君の事を告げる手紙が消えた
いつまでも何もないという思い出だけが
残った
窓はない
最初からなかった
そう思ってごらん
今日 雪 降って 消えた
ひざを抱えて 眠る 者たちに
降って 消えた
ことばは とんと
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