陽の埋葬/田中宏輔
 

(『ギリシア・ラテン引用語辭典』)

というのも、
(プルースト『失われた時を求めて』見出された時、鈴木道彦訳)

わたしの血管には蜜が流れていて、
(ニーチェ『ツァラトゥストラ』第四・最終部、手塚富雄訳)

ad imis unguibus usque ad summum verticem
兩足の爪の先より頭の天邊まで
(『ギリシア・ラテン引用語辭典』)

脈管の中にみなぎり流れ、
(ゲーテ『ファウスト』第一部、相良守峯訳)

体のすみずみまで
(シェイクスピア『ハムレット』第一幕・第五場、大山俊一訳)

ex pleno
満ち溢れて
(『ギリシア・ラ
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