五行歌、響の原野にて/
ひだかたけし
つまびらかなあざやかな
その声の残響の終い震え
君の眩い一瞬の微笑み、
なんて美しんだろ
永久なるヒビキ
あなたなぜ意味を求めるの?
僕の言うことに意味無いよ、
ただ喉頭のヒビキ声
行為意志にて創り出す
それ自体 新たなリアル
この奇跡、
垂直の声言葉の一瞬に
女と為りオマエ訪れた
オムツ白々替え続けた
お前愛娘 独り俺の面前に
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