love sick 4/ルルカ new
かし、私も同時にあなたを愛していたのですよ。」
「え?では、私は・・・。」
「初々しいあなたに、短期間のうちに濃縮した恋愛を教えてさしあげました。他にもいろいろと、お教えしましたがね・・・。」
「え・・・。」
愛美は、何がなんだかわからない。
「それで夢遊病ですが・・・。」
「・・・はい。」
「あなたは、夢遊病の症状が出ている夜、私達の教育を受けて、とてもいい女に成長したのです。短期間のうちにね。
ですから、あなたの症状は、今夜から出なくなります。」
これは、どういう事なのかと、唇を強くかんでみた。
すると、みごとに切れて、血の味がした。これは現実だ。
「夢遊病というのはね、
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