詩想23〇観察と思考/
ひだかたけし
東から西へ雲の流れ在り
西から東へ雲の流れ在り
やがて合一し南へ南の地平へ
奥まり呑まれゆく雲流れ在り
それぞれがそれぞれの力動
顕しずっとズン奥へ高みへ
合一し呑まれ消えゆく先は何処か
こんとんうねりうずまきうずまいて
ずっとズンズンどこまでどこまでも
東から西へ雲の流れ在り
西から東へ雲の流れ在り
・ーー
奥の高みの次元から降って湧く、
力動に灰の雲の流れ流れ在り
緩やか確かに何処までも
貫かれズンズンと顕れ。
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