とびっ子/花形新次
遠隔ローターをパンティに仕込んで
難しい哲学書を朗読させながら
パチッとスイッチを押すと
急に眉間にシワを寄せて
「あ〜、う〜」と苦悶の表情を浮かべる
そこでスイッチを切ると
「フーッ」と一息つくが
また朗読を再開すると
スイッチを押す
パワーも上げると
呼吸はどんどん荒くなり
最後は天を仰いだあと
机の上にうつ伏せで倒れて
動かなくなる
しばらくして落ち着くと
オーガズムに達してしまったことに
照れて大笑いをする
必ずといって良いほど
みんな同じ振る舞いをする
そんな動画を楽しみながら
休日を過ごしている
そうだ!
自称詩人のおばはんに
自称詩を朗読させながら
遠隔ローターで虐める
というのはどうだ?
参加者を募集しようと思う
戻る 編 削 Point(0)