詩想9/
ひだかたけし
未定形な生成、
粘りつき唸り奥まり
沸き立ち涌き起こり
そっとそと足跡辿り
ふと耀き開ける視界、
異郷の寂寥から帰郷し
荒れ狂うカオス制御し
悪の必然の天秤均衡し
破裂する嵐荒に美を眼差す
混沌無意識を通過しながら、
(無意識も意識の諸段階なれば)
郷愁の力動 力動の郷愁
変容の旋律のヒビキ自らの故郷を見出だし。
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