シマウマに乗って宇宙へ行く/
atsuchan69
谷で暮らしているという
そこへ行くには、
星の橋を渡らねばならない
シマウマの眼に流星が走った
途中、ギジドの村で歓迎を受けた
ラッキョウの肉と魚のスープ、
珍しいマクドの紅い果実も食べた
村人は皆ジェスタの敬虔な信者だった
旅人は生き、そして死後も旅する
彼らは旅人をジェスタの使いと信じていた
この日は久しぶりに夜に眠った
眼を閉じると、果てのない宇宙があった
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