響/
ひだかたけし
観入り観入られ
乱打の渦を呑み
巨大にヒビキ響
映し呑み込まれ
この感情の高揚、根源!
(赤い鞠を突き幼子と遊ぶ
人、ふと葉脈の一筋一筋
光に透過され その在る
観入り広大な場に包まれ)
この感情の精神、無限!
観入り観入られ
旋律の疼き甘く
友愛のヒビキ響
親しみ合一する
私という深みへ、より深みへ帰還し
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