オモイデ/
ひだかたけし
空の割れます、
わたし水の色
肉の魂の苦痛
絶え間なく、
僅かな安息の瞬間
捕らえ入り込む、
「究極の円 巨大
粉雪と為って溢れ舞う」
わたしの内に私という実在、
深いオモイデに沈潜し感じ入り掴み取る。
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