びしょう/
あらい
なであげておいて、
天を空を見上げる余裕を孕んだ。瞳
閉じられたままだ、
まだ少しだけ温かい繭のようなものを
抱いている、鼓動だけの胸を
揺らがせたものだった。これら
キレイなものだけを選別していった、
しまいに。
ひとがひとであることを
放棄した あとに、
座している、
赦し
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