大きな巨きな歌/ひだかたけし
 
柔らかく白く歪な形に輝き響かせ
ふっくらふんわりふらりふゆうし
あるもの在るものと頷かせ白雲よ、

わたしのたましい大きな巨きな歌

火球燃える天空に開放されながら
こんなに色づき薫り漂う物の音と
重なり連なり貴女の営みと溶けて、

わらわら笑う何て嬉しい光の午後!









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