夏のメモリー[まち角22]/リリー
 
ャツは
 襟元も 広くボタンを外し
 隣に居る少年と話す
 若い口元が 光って見える

 どことなく時代を離れた 笑い顔
  (美しい人生が)
 発車すると その姿は流れ去り
  (かぎりない喜びが)

 まるで秋の終わりの陽だまりに
 通りがかりの美しい人を見染めた様な
 夢見心地に浸る

 何て、綺麗なんだろう!


 (第七連目、二行目と四行目は、たかたかし作詞「愛のメモリー」から引用連想しての表記です。)


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