the construKction of light/ひだかたけし
響き光放ち
聴き入る
私は螺旋
眠りこけている意志を叩き起こし
肉体の損傷の辛いという感情を生き
私は螺旋
乱打のリズム
刻まれ刻みながら
うねりしずかさ台風の眼
ふりしきる雨に打たれながら
灰白の天空に丘を越えいく白馬
過ぎ行く一日にアバヨ告げながら
光の構造を大胆に繊細に紡ぎ昇り沈む
(内面の未知 即 世界の未知)
響き光放ち
聴き入る
大地歪み
割れ裂け
垂直の打刻
私は螺旋、
ワタシトイウ未知
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