皓/あらい
 

皓い誇りが舞う





これら惰性で生きているのともちがう、多分
こうなるだろうという培われてきた人生観を
漠然とした安堵で埋める、
            このしわくちゃな
もの。渇いているのだろうが、それがなんで
あるのか見ようとしない 知ろうとしない、
わかりたくない、
        生きていけるから困らない、
   だからなんとなく流されてみる、
わたしのこと
をわたしのことして 見ようとしない、
          あなたをあなたとして
 考えない。そこにあることだけを 
  なんとなく 選んでいる
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