ひとひら/
ひだかたけし
夏の熱風、
唸る
大地天空宇宙に
肉の苦と魂の闇、
突き刺し
抹殺の誘惑に
白くたじろぎ魅せられながら、
この世に在るもの在るもの
すべてと交わる
確かな霊性のひとひらと成る
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