Untitled/ryinx
 


 たとえ どうして 流れを 留(と)める 事 は できない
 時計の 針の 音(おと) あかい 水 あのときの 紫に 覆われて
 過ぎ去っていく その ことを 情景の 景色に 流れ に
 押し留(と)められ て いる から 過去へ と 戻って いけたなら
 あの時 確かに 未来は 。 それから 目線の 瞳の とじる
 その 動きに ほんの すこしの 鏡が 映り きえて
 見えなく なる 時 それから 遠くを 視ることが できない
 過ぎて ゆく この 空間(くうかん) の なかで
 はじめから なにかが みえ(なにも)て いなかった かもしれない

                                 』








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