※五行歌 四首「どこに転んでも大丈夫」/
こしごえ
つらいことを
乗り越えるために
欲をこころの糧にする
けれど 大事な物事は
一つでもあれば良い
こころの深い傷と共に
生きるね
この傷の深さは
いのちの深さと
つながっている
どこに転んでも大丈夫
何故ならば
いずれどの道私は
死ねるからである
それまで生きる
詩人生
としての
限界
だったその詩
私のいのちの
戻る
編
削
Point
(5)