One Day /
空丸
夜
月明り
独り暮らしが始まっていた
絶望も希望も寝静まり
生活が一つ転がっている
朝
目が覚めて思う
生きていた
しかも快晴だ
何にもないので
布団を干した
昼
近所から揚げたてのコロッケが消えた
空地になっていた
いろんな思い出も一緒に消えた
引っ越そう
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