休日に考えたことなど/番田 
 
僕は昔は絵画教室で絵を描いていた。光や影を形として描きながら、僕はそのようにして絵を描いているのだということを知っていた。対象物の持つ、記号や、光に、模様を捉えようとしては、手でそれを描いていたのだと思う。人生とは何も答えのない正答の無い問いだ。渋谷の交差点は今日も、何かを求めているかのようにして歩き回る人の景色が流れる、懐かしいファッションや、ジーンズを着た人、白いスカートを履いている人、それらの中で目的地に向かって僕は歩いた。何も目的地は無いのだが、昔のことだけが思い出された。あの頃同じ場所に立っていた友達や恋人の横顔が胸をかすめて貝殻を海で拾ったことを思い出していた。浜辺でバーベキューをして
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