タビラコと仏の座のロゼット/為作
 
が別種であるように見受けられます。??貝原益軒の「大和本草」1709年に、??《仏の座(ホトケノザ)賤民、飯に加え食う、是れ古に用いし、七種の菜なるべし。一説に仏の座は田平子なり。》??とあります。又、同書には、??《黄瓜菜(たびらこ) 本邦人曰、七草ノ菜ノ内、仏座是ナリ。四五月黄花開く。民俗飯に加ヘ蒸食ス。又アヘモノトス。味美シ、無毒。》??とあります。黄瓜草は4月5月に黄色い花をつけるのですから、この黄瓜菜はキク科のタビラコの仲間のオニタビラコ・コオニタビラコ・ヤブタビラコ、若しくは同じキク科の二ガナ・ハナニガナであると考えられます。しかし、貝原益軒の「大和本草」では、ホトケノザとタビラコとい
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