貴女/
ひだかたけし
しずかうねるように 花、流れ
みちをたどりゆけば 炎、燃え
永久の瞬間、与え去っていくもの
永久の光景、開き消えていくもの
黒い円のなかに 黒い星の輝きに
*
貴女は小学生の時、
西門で待っていると
僕にこっそりそう言った。
戻る
編
削
Point
(3)