under the keel/
竜門勇気
しゃべる腹骨の
茶会に出席する
縛られた客席に
爪を立ててなくねこ
底に落ちた白濁の
ひとりでにうたうねこ
猛り怒る神様に
ひとつ爪を立てるだろう
味がなくなるまで
僕たちは口に含む
動かなくなるまで待って
喋らなくなるまで待つ
戻る
編
削
Point
(0)