狙いをつけるのは銃弾の役目じゃない/
ホロウ・シカエルボク
―なにかを信じることは枠を設けるということだ、見える筈のものが見えなくなり、聞こえる筈の音が聞こえなくなってしまう、「ここからここまでが必要なのだ」って、自分で設定しちまってるんだ、そしてそれは、二度と更新されることがない―おそらくはね―誰かの為に言葉を吐こうとは思わない、これは俺が生き続けるための儀式なんだ、だけど、もしも出来のいい見世物だって思ってもらえるんなら、俺はそれを嬉しいと思うだろうね。
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