春が来たら/
短角牛
病室にいる間に 桜は散ってしまった
それはしょうがないことですね 誰にともなく納得する
それでも
いつかこの腕が いつかこの足が 私を迸らせる
そしたら
狂ってても 独りよがりでも
私は私の、春に飛び込む
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