闇雲縷々/あらい
 
棚に顰めて  年代物の真珠を 眺めている
      残念にも立ち止まり 刻刻と時過ぎ往く
    メタモルフォーゼを過ぎてインキュベーターまで
 誰が裏切ったの、殴られた先に 断りもなく入ったのか。ナア!
 酒、商売、佇まい、結局無駄骨だった、無駄吠えだった。ワア!
        ありきたりおくそこをかいまみる
  とうぜん。(並木道のトンネル、             )
  或いは人生の通い路 (      イマシメ       )
  近道か?          (桜の苑、落葉の遠回りか……)
そのさき、あたらしく       アア、どうせ霞んでいくのよ

2022-05-03
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