闇雲縷々/あらい
 
<懐に、>        《なまぐさい余ナァ》――《めまい》
    骨組みの折れた (なんぼんか) 扇子 虹色の
    風を嗅いだような 気がするだけの 夢見ながら
――――――斜めに授けたひかりを 弾いて轢いて―――――――
     【これは樹海での、オハナシでしょうよ】
出演者とは しゃがみ込む鏡
謙遜を施した包帯 傾向途量          少年よ少女よ!
と、雪ぐ締まりない遠い未来
的はずれな野遊び、不合格を     おおくの未来を信じいる、
滑舌に ぬらり空の下の偶像
崇拝 大都会の、メヌエット          らしく、或れ!
星を得る疲労感をほら折箱へ

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