独り言3.26/zenyama太郎
 
というのはその先輩はその子が大好きだったようだ
俺の彼女から貴重なパンをもらっておいしいそうに食べているのは絶対に許せぬことだったらしい
その後その先輩は頭がよかったということもあって
学校の教師になり最後は高校の校長として退職したという話である

○「泣き笑い人生」

人間ほど笑う動物はいない
人間ほど泣く動物はいない
泣き笑いは人の道なのだ
よく泣いてよく笑った人間ほど
深く生きたということになろう
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