ティンカーベルよ、ティンカーベルよ、酸っぱい果実の香り立ち/
秋葉竹
る
ほとんど怒りにきらめいている
けっして泣かない 誓ったから泣かない
だから逆に雨がいいのかもしれない
死んだら会えない 意味がわからない
だから今夜は鉄のように冷たい心引きずって
一人であることを確かめる為には
涙よりは 雨の雫がお似合いだろう
黒いティンカーベルよ
ティンカーベルよ ティンカーベルよ
好きで死んでは いけないか
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