夜想30/ひだかたけし
 
まるで異界の響き聴くように
進む時間、縦割りにし
その瞬間 切断面、

あらわになる

夜、

意志の未知の意味 
ふと 炙り出され
浮き上がる、

ピカソがボウイ*が次々と
表現をチェンジし
己の大地を
その都度つくり
安らぎ暴れ
発信したように

この無常、貫く絶対性

次々直観し詩想する



ああ 風、吹く
風、ふいている

常に絶えず つねにたえず 











*ボウイ、は David・Bowie のことです、念のため。




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