罪と夢/
秋葉竹
いわれなき
罪だと想ってきたけれど
許してくれると云われた日
いびつな夢も混乱し
想わず『チガウ』と云い放つ
悲しみの
数だけあなたに好きという
ジレンマみたいな夢もみた
忘れられない歓びや
恥ずかしくなるほどの恋
熱いくちびるふさがれた
涙をながしたあの部屋で
いわれなき
罪だと想ってきたけれど
許してくれると云われた日
5年の月日が消え果てて
消え入りたい目で『好き』と云う
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