心象/
ひだかたけし
鋼の振動、
水色の空、
荒涼 一斉に立ち上がる
力動 一斉に押し寄せる
神様が観ているよ、
向こうの岸辺で
柔らかな湾曲に踊り
透明な静かさに憩い
白い三角、接触する 黒い円という未知
巨大な巨大に
すべて内其処にだけ秘められ、
極限の隔たりにて 神は待つ。
戻る
編
削
Point
(4)