evergreen/
ミナト 螢
夜と朝の間で
目を開ける
光と影が
折り紙のように
生まれる街で
美しいものを
見るたびに
何か返事を
したいと思った
僕なら声で
猫なら尻尾で
星をなぞりながら
今日が始まる
もう目印はない
青いだけの空を
迷わず歩いていくつもり
メロディに
乗り遅れた
言葉を放って
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