珍しく感嘆符/
坂本瞳子
ここのところ夜になると文字が書きたくなるのは
嫌な予感がそうさせていたのかも
望まない知らせが届くことをきっと知っていたんだって
そんな風にさえ思う
ア゛ーって声を出しながら両耳をバンバン叩きつけても
避けることができなかったんだろうなぁって
目をつぶりたいほどの現実ではあっても
目玉をえぐり出すほどの悲劇じゃないから
明日も生きてかなくちゃならない
暴食するなよ!自分!!
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