うたたね/
暗合
ふわふわとうかんでいたんだ
すきまからひかり
うみはきっとちかいだろう
なんじかんでもあるいていける
かいだんをのぼっている
くらいからどこまでつづいているのかわからない
じつはおちつづけている
かもしれない
おとうとはわらっていた
きゃっちぼーるはゆうやけまで
ぼーるをなげる
ゆくさきをぼくたちはしらない
つめたいこおりをつみあげて
あさになってものこっているような
まほうがほしい
きっとぼくもうごけなくしてくれるから
けいしゃがはげしい
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