12月27日(火)/よるもと
なぜだろう、そこから続きがわからなくて、冬休みの中学生でいっぱいの本屋だった。いっぱいすぎて言葉を捕まえる勇気がなくて、イライラしてウロウロしてスマホにしたためて意識に入り込んだ。
馬鹿みたいだ。
ほんとうに馬鹿みたい。
「えーそれつよくない!?」とかいう記号を、ひさびさに上滑りさせてしまった。少し破片に脅されたからわたしは本屋に向かったわけで、電話のことを傷つけたのも乾いたタオルでゴシゴシ擦って殴りたくなったから、ほんとうに顔を殴ってみた夜のこともひゅるーとひとまとまりに孤独みたいなものというだけで心臓がつねにぎゅっとしているから猫背なんだよなあ。都会の夕暮れが汚い。
買う予定のない詩集を買った。
明日読んでいると思う。
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