詩の日めくり 二〇二二年十月一日─三十一日/田中宏輔
壇」
7作目は、アドリアン・ロゴスの「確率神の祭壇」時速九百七十キロで走っていた主人公は事故を起こす。しかし、奇跡的に助かった。町にある確率神のところへ行くと、その奇跡がいかに低い確率で起こったのか主人公に話す。そして主人公を殺す。よくわからない物語だった。どういうつもりで書いたのか。
二〇二二年十月三日 「おやすみ、ソフィア」
あした高木精神科医院に行く。
きょうは壮絶な夢を見た。ぼくの貯金をすべて盗んだ継母を思いきり責めさいなんでいる夢だ。終わりのほうでは死んでもいいと思って、頭をコンクリートの床にぶつけていた。ぼくはいままで自分は暴力的な人間だと思わな
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