はじめまして、もうやめましょう。/竜門勇気
 

友達の結婚式に行くような格好で
街を集めていく
左手に花を持って歩いていく
花瓶から引き抜いたまま
夢の中ですら自由になれない

何も感じないのかって
君は僕に聞くかもしれねーが
何か感じないのかよって
君は思ってみるのかもしれねーが
夢ん中ですら自分でいられない

さみしさやいらだちを
持て余しながら
部屋ん中で酔っ払って
どっかの国のどっかの人の死で
気持ちよくなってる
ああ!僕は大変に腹を立てたよ!
明日には僕は変わってるはずさ
愚かさについて大いに知見を得た!
明日には立派な人物になっているのさ

はじめまして
高校生の頃から詩を書いていま
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