綾錦とするための朽葉/あらい
 
水曜日の頬肉を柔らかく仕立てるには、鉄条網も注射針もコンポストにもどこにもつながらない、
濡れ落ち葉だけが氾がる、オモチャの兵隊だけど、/畳縁より注意してみる。深夜に及ぶ偏頭痛、
モンスターの危機感は赤字のアニメーションより日の輪くぐりに傾斜し、丸くおさまっている今

夕暮れなのだけど。

TVでは、赤い小さな花が小指の先程の、やや現代病の、その合間のときに開いて、未だ入道雲は
啼いていた。
庭には鶏もいないけど、
群青色の性感帯と狭き門が、職業として強欲と同義語に置き換えた、〈無人機が、〉漂流した稲光が
なぜか、滑走路に思えた
この温かさはただの『えこひいき。』
偶然と例
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