詩の日めくり 二〇二二年八月一日─三十一日/田中宏輔
がわからない。土地のひとに聞くと、なんだかブツブツと言って要領を得ない。そこで、まあ、いいや、独力で帰るぞって思ったところで目が覚めた。これは何を暗示しているのだろうか。
二度寝してた。そしてまた夢を見たのだけれど、立命館高校の先生になってて、教材研究をしてたのだけれど、教科書を失くす夢を見た。でも、教科は数学ではなくて、社会のようだった。鉱山で働かされる日本人の奴隷のことが出てきた。
日本の鉱山では奴隷はいなかったはずだけれど。
だけれど、盗まれる夢はよく見るけど、失くす夢ははじめてかも。どこが違うんだろう。
三度寝したときに見た夢では新宿にいて、喫茶店で少女にお説
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