詩の日めくり 二〇二二年八月一日─三十一日/田中宏輔
二〇二二年八月一日 「海東セラさん」
あしたは高木精神科医院に行く日だ。
ワールズ・ベスト1965『時のはざま』5作目は、ウィリアム・F・テンプルの「時のはざま」ゴッホのいる時代にタイムトリップして、失意のゴッホをはげます主人公。その経緯を日記にして出したら、その日記が大評判になる。
海東セラさんから、個人誌『ピエ』第24号を送っていただいた。セラさんの「ウサギのルール (気球と王冠)」の「生命は色のない季節を休眠するが、色をなくする行為は循環を断つ。」といった詩句が、ぼくには書けない。硬質の詩句だ。 https://pic.twitter.com/mhvMZPJdyg
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