詩の日めくり 二〇二二年六月一日─三十一日/田中宏輔
とした。しかし、無垢な住民は犯罪者にふさわしくなく、犯罪も犯せなかった。兵士を徴募していた地球帝国の調査官は、ひとを殺せないような人間を徴募するなどありえないと思い、無垢な住民たちに逆に怖れを抱き、植民惑星から立ち去った。
ヤフオクで落札した海外SF傑作選『さようなら、ロビンソン・クルーソー』と『気球に乗った異端者』が届いた。前者のカヴァーがずれていたところが悔やまれる。本体はきれい。 https://pic.twitter.com/T53iV9ubL0
枕元に置いておいた茶碗をひっくり返していて、あさ見たら、枕元にお茶がしみ込んでいた。ひさびさにやりおりましたな。
二〇
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