絶望していろバーカ 3分バージョン/モマリサ公
 

柔らかくて湿り気のある赤ん坊の肌状の空間が薄いグレー。
空の成分について考える。

感覚と距離を体に叩き込む。
意味とかなんて全然わかんなくていい。
俯瞰する自分自身のイメージを何回もシミュレートする。
成功するイメージが重なって確信となる。

「ひよこまめってなんだかかわいいですよね?」
だれかがツイッターの枠のなかのその文章を消した。
パーソナルコンピューターを覗き込むときの不思議な浮遊感がふんわりと「みんな」を覆う。
輪郭線を失った人類がやわらかくはりつめてどこでもない場所となってく。
夜空は「あれがわたしたちのほんとうの皮膚だよ」になる。
これが歴史というもの
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