詩の日めくり 二〇二一年十一月一日─三十一日/田中宏輔
 
に向かって手を伸ばすと鏡の世界に吸い込まれた。そこで美女と出合うが、龍が邪魔して主人公の男に傷を負わせた。主人公はこっちの世界に戻ってきたがふたたび鏡の世界に飛び込んだ。


二〇二一年十一月九日 「処方箋」


あした高木神経科医院でクスリを処方してもらおうっと。


二〇二一年十一月十日 「幻覚」


 9時過ぎに二度寝して、いま覚めた。ずっと幻覚を見ていた。病院にいた。ベッドで眠っていた。幼いときの弟がでてきた。自分の部屋に戻ってきていたら、見知らぬ男が覆いかぶさってきて、「卵をゆでられるか?」とずっときいてきて、どいてくれと思って抵抗したがなかなかどいてくれなかった
[次のページ]
戻る   Point(13)