詩の日めくり 二〇二一年九月一日─三十一日/田中宏輔
ブルガーコフの「悪魔物語」を読んだ。不条理劇のようだった。主人公が身分証明書を盗まれて、そのあとは登場人物すべてが気が違っているかのような行動をし、主人公もさいごは建物から落ちて死ぬ。分身物語ということだけど、そこのところはほとんど描かれておらず、物語としてはおもしろくなかった。 https://pic.twitter.com/g6kD7votdc
二〇二一年九月十日 「運命の卵」
「運命の卵」は新潮文庫の『犬の心臓・運命の卵』と、SFアンソロジー『ロシア・ソビエトSF傑作集』下巻で読んでるから、岩波文庫のはもう読まない。傑作だったことは記憶している。おもしろかった。
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