Hz 2022/08/15/あらい
 
浮かんでは消えるあやふやな封筒の
瞳孔の記述はないのだが
のりしろが若く美学を降ろしている
そして傷ついた鴉は仰せのままに糸を引く
魂はその日、カレイドスコープの天命を 
写真機の前にいったい、搾る習わしだった

ギザギザの検死を容易に
無毒化すると明かすのか
一寸先も、土煙に障る

たまゆらに/察して

蝶番の外れた芸術家の含有量は、もうどす黒く
そのうち百鬼夜行に裏打ちされる、ならば
巫女の装束を隙間風を目に映すのだと。誘いかける

そこはちょうど、開いた窓にほとばしる

髪飾りを設えた恋人 なんて
、花唇、入口に房が熟れ
 祈りの、
<再生時間なん
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